A社様 段ボールから紙袋へ。荷姿を変えることで物流コストを15~20%削減!

段ボールケースから紙袋へ。包装資材そのものを見直すということは様々な不安がついて回り、単に「安いから」では簡単に採用とはならないものです。しかし今回の事例は弊社の営業がお客様とやり取りをしていくなかで、メリットを提案できた事例の一つではないかと考えます。

現状は2kg×5個の精米袋を包装した段ボール。

2017年から2018年で、段ボールのコストは上昇していました。同じく運賃コストも人手不足から上がってきており、弊社の「アレンジバッグ」を紹介するページの閲覧数やお問い合わせが増えていました。そんななかでお問い合わせをいただいたのが精米を取り扱われているA社様でした。

A社様は2kg入りの精米の袋を5個、段ボールに収納して出荷されていました。
この段ボールケースを紙袋に切り替えることは出来ないか、との問い合わせをいただき、サンプル袋を提出し、強度や作業効率等の確認をお願いしました。

反応は今ひとつ。その理由は...

A社様社内で検討いただいた結果、その反応は今ひとつ芳しいものではありませんでした。
その内容を簡単にまとめますと...

項目 段ボールケース アレンジバッグ 内容詳細
包材コスト   寸法が小さかったため大きな価格差が出なかった
強度 輸送上問題になる強度は遜色なし。
雨濡れ   段ボールは故紙を使用しており、水濡れに極端に弱い。アレンジも紙製品だが、若干優位性あり
リードタイム   アレンジバッグを製造して納入するまで約2週間。
段ボールの方がLOTも小さくリードタイムも短い。
作業効率   事前の箱組みは必要だが、慣れているので段ボールに軍配。
判定   包材を切り替えるほどのメリットは感じられず

段ボールと比較して2~3割はコストダウンができるアレンジバッグですが、そもそも段ボールが小さかったため、その単価から2~3割安となったところで大きなメリットにはなりませんでした。またリードタイムも段ボールの方が圧倒的に早くて小回りが利き、何より作業される方が段ボールの扱いに慣れているため包材を切り替える決め手を欠いていました。

似たような事例が採用された!?決め手は物流コスト!

同じ時期にA社様と同じく精米を扱われているB社様からも引き合いをいただいておりました。
こちらは現状の包装形態で外装に段ボールケースを採用しておらず、30kg用の米袋をお使いでした。 恐らく米袋の方が安く、採用は難しいのではないか…と内心思いつつ、A社様と同様にサンプル袋をお届けして確認いただいたところ、トントン拍子で話が進んで採用されることになりました。

それは何故か。

やはり包材のコストだけに目を向けるとメリットはありませんでした。
ところが、運賃コストを比較すると、大きな差が生じることがわかりました。
現状の包装形態ですと、宅配サイズでいうところの120サイズ。
これに対してアレンジバッグで包装した場合、コンパクトに包装できるため、宅配サイズが1サイズ下がって100サイズになりました。このことで何百円単位でのコスト削減が実現しました。

ある宅配サービスの料金指数表…120サイズを「100」とした場合の指数で表示。

サイズ 60サイズ 80サイズ 100サイズ 120サイズ 140サイズ 160サイズ
料金(指数) 50~70 65~80 85~90 100 110~115 120~135

※サイズは荷姿のタテ・横・高さの総和です。指数は割合を示します。

▲同じものを包装していますがここまで荷姿が違う!

改めてA社様へ…物流コストが15~20%のコストが下がると提案

アレンジバッグをご紹介して、内容物を包装して荷姿を見ていただいた際に、よく「段ボールの荷姿と比べるとコンパクトになったね」と言われます。段ボールは内容物を入れやすくするために少し寸法に余裕を持って設計します。また段ボールそのものの厚みもあり、この2点が影響してアレンジバッグの包装の方がコンパクトな荷姿になります。そのことと、B社様とのやり取りをA社様へお伝えし、宅配サイズが変わる可能性があることをお伝えしました。このことで再度検討いただけることになりました。その結果...

項目 段ボールケース アレンジバッグ 内容詳細
包材コスト   寸法が小さかったため大きな価格差が出なかった
強度 輸送上問題になる強度は遜色なし。
雨濡れ   段ボールは故紙を使用しており、水濡れに極端に弱い。アレンジも紙製品だが、若干優位性あり
リードタイム   アレンジバッグを製造して納入するまで約2週間。
段ボールの方がLOTも小さくリードタイムも短い。
作業効率   事前の箱組みは必要だが、慣れているので段ボールに軍配。
運賃コスト   宅配サイズを1サイズ下げることができた
判定   運賃コストで大きなメリットが見込めるため、採用に至った

やはり1サイズ下がることがわかり、A社様でも採用いただける運びとなりました。

現状の包装形態をアレンジバッグに切り替えていただければ、包材のコスト差だけでなく、輸送費も含めたトータルコストを低減できる可能性があります。
是非ご検討いただきたく、お願いいたします。

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