両底バッグインバッグ大型紙袋

食品メーカーの想いをカタチにした新しい粉体用紙袋

昨今、食品メーカー様は異物混入や粉漏れを防ぐため、包材に対して高いクオリティを求められています。
原料を袋に充填する時も、袋に入れて運搬する時も、工場で袋を開封する時も。異物混入のリスクを低減し、さらに衛生面も重視しながら業務を行うために、私たちは食品メーカー様にふさわしい粉体用紙袋を考えました。
それが、粉漏れを防ぐ二重構造に加えて衛生面を配慮した「両底バッグインバッグ」です。この製品なら、異物混入や搬入・運搬時の粉漏れによるクレーム防ぎ、企業の価値をさらに高めることができます。(特許 第5493017号)

特 長

粉漏れ防止と衛生面を考えた袋の秘密

シコーの両底バッグインバッグは、その名の通り頑丈なクラフト紙の袋の中にもう1つPE袋を入れています。
このように袋自体を二重構造にすることで、例えば外側の袋が破れたとしても、中のPE袋によって原料が外に飛び出るのを防ぎ、粉漏れをしっかりガード。
さらに、衛生面に厳しい工場内には外側のクラフト紙の袋からPE内袋を取り出して運ぶので、とてもクリーンに作業ができます。

パレットの積載効率に配慮した箱型デザインに

シコーの両底バッグインバッグの「両底袋」にはパレットの積載効率を改善する箱型のデザインを採用。中のPE袋を取り出すことができる「バッグインバッグ」の機能を付加し、今までにあった2つの機能を組み合わすことで今までにない全く新しい袋を実現しました。

クラフト紙の袋が汚れても、中のPE袋のおかげで最後までクリーンに。

食品を扱う工場は衛生面がとてもシビア。
例えば、搬入・運搬時に袋が汚れてしまうとそのままでは工場内で取り扱えない場合も。本製品の場合、原料は中のPE袋に入れるので、万が一クラフト紙の外装が破れても、工場内部にはキレイな状態のPE袋のみを持ち込むだけでOK。

異物混入を瞬時に判断できるカラーフィルム
図:異物混入を瞬時に判断できるカラーフィルム

PE内袋は異物混入もすぐに見抜けるよう青色のフィルムを採用しました。また粉漏れを起こした場合も、色の違いから一目で判断することが可能です。

外側の袋はカッターなしで、手で開封可能
図:外側の袋はカッターなしで、手で開封可能

工場へ刃物の持ち込みができない場合でも、本製品は底面に手で簡単に開封できるイージーオープンを用意しているので安心です。

用 途

  • 小麦粉、スターチなどの粉体

開発秘話

ある製粉メーカーの声がきっかけで生まれたコラボ

粉漏れや異物混入をゼロにし、お客様のクレームや商品回収もゼロに。
これは、昔から製粉メーカーの課題だ。しかし、実現するには難易度やコストパフォーマンスなど壁は高い。
ある日、製粉メーカーの問い合わせをきっかけに、両底バッグインバッグの開発担当・中岡は動く。
自分たちの技術力と、かねてから付き合いのある充填ラインメーカー中島製作所とチャレンジすれば、大きな課題を解決できるはずだ、と。

袋の二重構造を実現できたのは、創意工夫と職人技の賜物
図:異物混入を瞬時に判断できるカラーフィルム
図:外側の袋はカッターなしで、手で開封可能

さまざまなメーカーのニーズに応え続け、多種多様な袋を作り続けてきたシコーと、粉体充填のスペシャリスト中島製作所様とのコラボレーション。これは、「袋の充填作業」という観点から製粉メーカー様のニーズに応えられる袋を開発しようという目論見だ。

今まで存在しなかった袋を創り出す過程で発生する難問の数々。
その一つひとつを解決していく中で、「充填時におけるPE内袋の破れ」という最大の壁にぶち当たる。 試行錯誤の上、解決するヒントを見つけた。それは、「PE内袋の形状」と「充填のタイミング」。
当初はPE内袋をロール状にしていたせいで充填時に内容物が入らずに破袋してしまったが、シコーが製造する袋の形状と、中島製作所様が空気でPE内袋を一度膨らませてから内容物を充填することでこれを解決。両社の強みを生かし、見事、製品化へ。
こうして機械と袋のスペシャリストによって、新たな粉体用紙袋のスタンダードとして誇れる製品が生まれたのだ。

製品情報